クローズド・ノート
雫井脩介のクローズド・ノートを 昨夜一晩で読んでしまった。
雫井の作品は 何冊か読んでいるので この人の作品にある
ゆるやかな体温を感じながら 読んだ。ナイーブな女の子のような・・
作品の進行とは あまり関係がない 万年筆のことが 異常に
詳しく書かれていてすごく面白かった!
引き出しの隅で眠っている モンブランの万年筆を思い出した。
買ってすぐに インク漏れしたし とうとう手に馴染まなかった。
私も<今井文具堂>で買っていたら もっと万年筆を
愛せただろうに! 紀伊国屋め!!!だけど万年筆 欲しくなったなあ・・
さて 物語を読んでて 違和感が一つだけあった。
<伊吹賞> て いやだなあ。 こんな賞 クラスにあったら こどもの
負担になるのと ちゃう? 賞 もらうために テンション高い子は
なんでもするよ。 低い子は どんどん脱落していくと思う。
<心の力>て そんなにいつも要求されてたら 疲れてちゃうよ!
そんな気がして 読んでてザラッとした。
泣き虫の私は いつ泣くかな・・と思いながら読んだけど ナカナカ
うるうる こなかった。 早い段階で筋が読めちゃったからかな・・
でもね 筋が割れてたって 泣くものは 泣く!
天然ぼけの香恵ちゃんのキャラも愛せたし (作者の近くにこんな人
実在するんじゃないかな) らくに読み進んだ。
いよいよクライマックス。 香恵の伊吹先生の言葉を伝える場面で
うるうるきだした。 でも 長すぎて え!まだ続くの?と思ったら
涙も引っ込んだ。 そして 最後マンドリンがない のには 驚いた!
想定外で かたすかしをもらった感じ。
ええ・・これで終わり? だから伊吹先生の言葉が長かったの?
本を閉じようとして もう一ページあることに気付いた。
もう! 泣いてしまいました。 作者に触れた!
心のこもったコース料理をいただきました。 最後のページで
ごちそうさま m(___)m でした。
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