韻松亭
7月13日12時半 上野駅は34度を記録していました。
公園口の前の道路は 目玉焼きでもできそうな陽射し。
それでも 東京文化会館の横から 上野公園に入って行くと
ほっとするような 空気の流れがありました。
今日は毎日書道展を観にきたのだけど その前に 食事を
することにして 韻松亭に。
韻松亭は 明治8年創業 実に140年もの歩みをしてきた 老舗
写真の花籠膳は 味もしっかりしている。
連れの友人とは 小学校6年間を共にした仲。
共に東京 杉並の生まれだ。
と、いう訳で これが 東京の味よねぇ と すっかり嬉しくなってしまった。
懐かしい 子供のころの 食卓が蘇って ふっと 亡くなった両親の
顔や茶の間の 匂いがする。
近頃は 主婦向けの きれい きれいな和食のランチを 出す処は
沢山あるが 皆 京料理もどきの 薄味。
ここのは 味に甘えや媚がなく どうどうとしている。
茶碗むしも 期待を裏切らない 味付けで 美味。
大豆を煎って炊き込んだ 香ばしいごはんが おかわりも出来るのが
また 下町の心意気を感じられて 嬉しい。
向かいの席で 平均年齢75歳前後、兄弟か親戚と思しき男女 4人が
懐石料理を食し始めた。 遠目ながら 器にしたほうずきの橙色が美しい。
横山大観がほれ込み オーナーになり 呑み倒した逸話も さりありなん と
納得させられる。
さて 料理のじゃまをしない ワインで ほんのり いい気分になった 私たち。
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