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2007年9月 5日 (水)

「八月納涼大歌舞伎」 見応えのある第三部

毎年楽しみにしている 「納涼歌舞伎」に 今年も行ってきました。

千秋楽の一日前・・・・・ 第二部  三部 と続けて観ました。  ・・・・ でも

第一部  「磯異人館」  「越前一乗谷」   友人の話では 「越前一乗谷」

      の 福助 橋之助 三津五郎の踊りが とても良かったようです。

第二部 一、 「ゆうれい貸家」  原作者 山本周五郎

         ゆうれいが商売をするという なんともユーモラスな芝居。

         ゆうれいの福助が いつもながらの蓮っ葉な辰巳芸者を演じ

         怠け者の桶屋 弥六 役の 三津五郎との 丁々発止が面白くて

         八月の 納涼歌舞伎にぴったりな 出し物でした。

     二、 「舌切雀」 渡辺えり子 作 演出

         幕開け 壮大なファンタジーを予感させる フクロウ 雀など

         よく練られた衣裳で 期待したが いっこうに面白くなかった!

         渡辺えり子作 は 前回の 「今昔桃太郎」 についで二作目。

         「今昔桃太郎」でも 深く失望したが こんども ガッカリ!!

         それでも 真剣に演じる役者の皆様の力で どうにか終わったけど

         脚本に 才能の切れ端も感じられなかった!

         勘三郎と個人的に親しいのは 分かるが はたして 

         こんなおざなりな台本を 歌舞伎座の舞台にあげていいのか 

         と思う作品でした。

         新作は 野田秀樹など 手がけて好評を得ているが 

         どうしても 渡辺えり子作は 残念ながら 見劣りする。

         個人的には 渡辺えり子 好きなのですが・・・・・・・。

第三部 通し狂言 「裏表先代萩」

         二部の失態を打ち消すような 素晴しい舞台でした。

         先代萩は 歌舞伎座では よくのせられる演目ですが

         通し狂言で観るのは 始めて。

         役者の皆様も 皆 新しい役とあってか 真摯な芝居が

         観るほうにも 伝わってきます。 

         特に 三役をこなす 勘三郎の実力。

         「ゆうれい貸家」とちがう キャラクターを演じる 福助・・・・・

         ともに 素晴しかったです。

      

いつも 「納涼歌舞伎」といえば お化け・・・・・ そして ちょっと いつもと違う

笑いが 暑さを忘れさせてくれる 舞台になっているのだが・・・・・・・

今年は 三部が 本格的な 通し狂言で あれっ? お化けじゃないの?

と思ったのですが・・・・・・・ 納得しました!!

第二部の 「舌切雀」 考えたら 本格的な芝居もってこざるを得ませんね。

おかげで 充分楽しみましたけど・・・・・・。

・・・・・ 二部だけご覧になったかたは 気の毒でした! 

       

         

      

      

       

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