二つの十月大歌舞伎 ・・・ 新橋演舞場と歌舞伎座
10月のある週 歌舞伎を1日おいて 2つ観た。
まず最初は 新橋演舞場での 十月大歌舞伎。
・・・・・・・ 中村勘三郎が 出ずっぱりで 舞台を楽しませてくれます。 出し物は・・
1、 「俊寛」
2、 「連獅子」
3、 「人情噺文七元結」
・・・・・・・ 1、の 「俊寛」 は ご存知 歌舞伎18番!!
島流しされた俊寛に やっと赦免がおり 都に帰れると分かった日
船に乗れるのは ・・・・・・
近松門左衛門の人情の機微をあらわした名作!! ・・・・ です。
・・・・ 聞けば 中村勘三郎の 「俊寛」 は 13年ぶりとか。
以前 この演目の当り役 吉右衛門が ・・・ そして 幸四郎の俊寛も観ましたが
・・・ この 「俊寛」 を勘三郎がどう演じるのか 楽しみでした!!
・・・・・・・ 七之助が ピョンピョン(変ないいかただけど そんな印象・・・・・)
しているのが 場違いの感じで ちょっと気になったけど 期待どおりの
力のこもったいい舞台でした。
2、の 「連獅子」 は 中村勘三郎 勘太郎 七之助 ・・・・・と
親子3人の贅沢な 「連獅子」
勘三郎は 主役として 舞台に 3つとも 出っ放し。
その集中力の気力の凄まじさ!!!
・・・・・ これで 夜の部は 森光子との芝居が まっているのですから
お・ど・ろ・き・・・・・です。 脂の乗り切っているときは こんな舞台も可能の
してしまうのですね・・・・・・・。
3、は 「人情噺文七元結」 ・・・・・ 気持のいい世話物噺の名作。
己の窮状も顧みず 身投げを助け 逆に 「福」 が飛び込んでくるという
江戸っ子の心意気が 余すところなく表現されていました。
・・・・・・ こういう役を 勘三郎の演らせたら 右に出る人はいないでしょうね。
正に 中村勘三郎 『奮闘』 !!!!
今や 脂の乗り切った 『勘三郎』 を リアルタイムで観れるのは
し・あ・わ・せ・・・・・・というものです。
本日 11月12日 「はなまるマーケット」 に 勘三郎が出演。
12日間のお休みをもらって 今日から アリゾナに出発するということでしたが
映画 舞台と乗り切っての休暇。 別荘を建てたそうな。
アリゾナ・・・・というところが 分かる気がする。
・・・・・ 12月には 歌舞伎座の舞台も待っています。
1ファンとしては 英気を養っての 12月の舞台を 楽しみにしています。
さて さて ・・・・・ もう1つの舞台は 歌舞伎座 「芸術祭十月大歌舞伎」
勘三郎を観た 翌々日に行ってきました。
夜の部は
1、 通し狂言 怪談 「牡丹燈籠」
2、 「奴道成寺」
「牡丹燈籠」 は お峰役に玉三郎 ・・・・ 伴蔵 には 仁左衛門
ときては 期待も高まります。
まして 珍しい 「通し狂言」 ・・・・・・ 「通し狂言」は 観たことがないので
その興味もありました。 ・・・・・・ けれど・・・・・・・・・・
大西信行の脚本は カットされているのかしら????
・・・・・ 舌足らずの筋書きでした!
また 怪談だから 当然でしょうが 舞台照明が 終始暗く メリハリが
話しとしてはあるのですが ・・・・
照明に もうひと工夫あるといいと おもいました。
歌舞伎は かぶく・・・・・ 常識をこえて 場面によっては ハッとする
演出が欲しかった!!!・・・・・・・・・ です!
2、 「奴道成寺」 ・・・・・・ 踊りの名手 三津五郎の舞も
前々日に力のこもった 誠実な舞台を観たせいでしょうか・・・色あせて見えました。
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