カテゴリー「「華麗なる一族」」の記事

2007年3月20日 (火)

「華麗なる一族」(終) 僕の死をもって 万俵家の忌まわしいことすべてが終わりを告げると信じている!

Img_2179_1  蛇の道はへび というけれど どんな世界でも 悪の知恵は

 生きのびていくものなのでしょうか。

 大介の碁盤の目を 黒から白に一挙にかえる知恵は

若い一平を完全に踏み潰しました。

Img_2195_1  鉄を失う ・・・・・ それは 鉄平にとって 

 「死」 を意味することだった・・・・。

 鉄平の遺書に 鉄平の哀しい原体験が 綴られています。

Img_2207_2      ・・・・お父さんに認められること

      それが 鉄を作ること・・・。

 ドラマの最後で 鉄平の本当の血液型がわかり

    Img_2213_1        鉄平と大介は 親子であることが 証明されました。

 「血」 て なんでしょう・・・・。

 人と人との結びつきの原点は 本当は 「心」 なのだと思う。

   ・・・・・ 心のないところに 「愛」 はないのです。

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  原作者の山崎豊子さんは 銀行の基礎勉強に 

  半年を費やし 300人以上の銀行関係者に会って

   この 「華麗なる一族」 を書いたそうです。(スマステより)

厚みのあるこの作品で 木村鉄平 は 確実に育ったわね。

悲しみと情熱と怒り をもった男を 見事に演じきりました。

スマップの木村拓哉・・・・。   いつも人気第一位の木村拓哉・・・・。

良くも 悪くも 周囲が作り出した殻を 打ち破って ようやく 彼も一人前。

虚構の殻など必要ない役者 第一歩がここから 始まった気がします。

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2007年3月13日 (火)

「華麗なる一族」(9) 私だって 鉄鋼マンの端くれですから・・・・!

Img_2093  宿命という見えぬ手で 結びつけられた父と子・・・・。

 華麗なる一族 関係者 見守る中で 裁判は始まりました!

 銭高のつけた帳簿なんていう証拠も 老獪な大介の前では

何の力も及びませんでした・・・・・・。

いえ それ以上に 大介は ここぞとばかり 大同銀行をも貶めようとする。

今週のすじみちは だいたい予想の範ちゅうでした。

苦悩する銭高が 最後の最後で表わした良心。

    私だって 鉄鋼マンの端くれですから!

人間は 真に自分を認めてくれる人のところに 最後は行き着くのです。

胡散臭い大介からは 人がいずれ離れていくでしょう・・・・・。

来週の予告は 鉄平の苦悩が映りだされました。

90分のあいだに 鉄平に何がおこるのでしょうか。

原作を読んでないだけに 想像はふくらみます。

最終的に 山崎豊子は何を云いたかったか。

又 ドラマは何を表現するのか。 ・・・・・・ 皆さんと共に来週を待ちましょう!!

 

 

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2007年3月 6日 (火)

「華麗なる一族」(8) 僕はもう、あなたには騙されません!

Img_1993  父も祖父も血液型では 鉄平の祖父であることは可能だった。

 大介の思惑通り 会社はつぶれました。

 鉄平の真実追及が いよいよ始まりました。

鉄平の出生の秘密を 鉄平自身があばく。

    僕はもうあなたには 騙されません!

母親にも 問い詰めます。

・・・・・どきどき しました。・・・木村拓哉の顔が自意識から 開放されて

鉄平の顔になっています!  視聴者もキムタクでなく 鉄平を観ています。

だから どきどきするのです!!

    僕は あなたを父親とは 認めません。  僕は あなたを訴えます!

鉄平には 秘策があります。

大介が 阪神特殊製鋼の非常勤取締役であるという立場・・・

これが 自社への背信行為であるという事実。

・・・・・・父親の非を突いた まさかの反逆でしょう。

ですが その秘策も 大介を倒す決定打にするには 

大変なエネルギーがいりそうです。

鉄平が相談しに行った 弁護士事務所には

    義を見てせざるは 勇無きなり

と掲げてあります。  まさに 鉄平の心境なのでしょう。

・・・・・ついに 鉄平は 証拠をつかみました!

1月31日の20億の借入帳簿。

     誰かが 万俵大介と戦わなければ 家族は誰も 自由になれない!

・・・・・父親と兄の狭間で苦しむ銀平。

銀平は やさしくて おだやかな子なのよね。

それを 充分表現して余りある 山本耕史です。

いよいよ 裁判です!

・・・すでに銭高は 万俵大介に抱きこまれています。エサは帝国製鉄役員の座。

裁判所に現れた面々。    ・・・・・ 役者は 揃いました。

     起立!      礼!

わくわくしますね。

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2007年2月26日 (月)

「華麗なる一族」(7) 高炉の爆発そして 鉄平は誰の子?

Img_1930  崩壊していく家族を 丁寧に ていねいに描く。

 その中で 木村拓哉は確実に 鉄平になってきました。

 今週の鉄平は いい顔しています。 

純粋な役者の顔ですね。  何かが吹っ切れたかな。

突貫工事がつづく高炉は 爆発しました。

玄さんはじめ 死者も5名。  死傷者 数百名 という大事故です。

ここぞと 鉄平に追い討ちをかける父 大介。

平行して 鉄平の誕生の秘話が明かされてゆきます。

・・・・非情な父と鉄平は どうしても戦わざるをえなくなる。

     万俵大介と戦わなければ 家族は誰も自由になれない。

そのとおりの図式です。  

でも 考えれば 一番悪いのは 英雄視されている祖父よね。

勿論 大介は父に怒りをぶつけるべきで 子の鉄平を標的にするのは

おかしいのだけど・・・・・。  大介にも 強烈な父親劣等感があるのでしょうね。

それにそのドラマの要となる 祖父敬介の肖像画がちゃすぎるのは 

前にも 書いたけど残念ね。

ドラマて 最終回前 4回くらいからが面白い。

画面も引き締まってきて 来週も期待できそう!!

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2007年2月20日 (火)

「華麗なる一族」(6)今のお父さんには信念がない

Img_1836  今週の圧巻は 父と次男の会話ね。

 策謀をめぐらす父に 憤りと痛ましさゆえの やりきれなさで

 苦しむ次男。  ・・・・・次男がまともなキャラで本当に良かった。

あまりの ドロドロに観ているほうは 次男の存在で救われる。

鉄平を堕とし込めることに 躍起になっている大介派と

理想と信念で動く 人間的な鉄平派。

その間で 父への愛と 兄への愛で 傷ついていく次男。

・・・・そして そのような 図式を作ってしまった万俵家の

『 鉄平は敬介の子 』 という 重い事実。

この図式が明確になったところで 今週は END。

それにしても 北大路欣也 の凄みさえ出てきた熱演。 素晴しい。

木村拓哉の演技も少しづつ良くなってきてるし

いよいよ 父と子の攻防がヒートアップしていく・・・・・。

ドラマ的には 後半のこれからが いよいよ面白くなりそう・・・・。

・・・・だけど 鉄平を慕った作業員がやってくるシーン。

あれ 溜めすぎね? (笑)  すごい時間とって映した分 シラケタわね。

 

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2007年2月12日 (月)

「華麗なる一族」(5) 鉄平の撃ったもの

 万俵大介 と 高須相子 とは 同じ穴のムジナ。

根のところで同じだから 発想が似ているのね。

大介をつき動かしているものは 先代の亡霊 と 息子 鉄平への憎しみ。

裏返せば 本妻 寧子への 限りない愛なのでしょう。

 その愛に 頭のいい高須相子は なぜ気づかないのでしょう。

・・・・人間 て 得てして 自分に都合の悪いことは 気づいていても

気づかないふりして 突き進んでしまう・・・・。

そういうことかも知れませんね。  ・・・・・・いつか 高須も大介の本心を知り

からっぽの自分に気づく日がくるのでしょう。

・・・・ その時の伏線で 今週は 高須相子の弟が ちゃんと出てきました。

ドラマは 気づかないうちに 終わりに向けて 流れているのね。

高須相子役 の 鈴木京香 は はまり役ね。  

あの声質 話方 全身の芝居が 高須役に ピッタリ!

大介役の北大路欣也と共に ドラマを盛り上げている。

それにしても 鉄平の妻の 早苗さん・・・・。  ベッドの中でも 厚化粧。

愛人役ではないのだから・・・・ と思っちゃいますけど・・・・。

現実感のうすい 虚構のドラマでも 役つくりはしっかりしなくちゃね。

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2007年2月 5日 (月)

「華麗なる一族」(4) 上昇志向真っ盛り

Img_1349  庶民の私たちには 計り知れない権力闘争・・・・。

 その中で 真の実業家は 戦後 何人いたのでしょう。

 ドラマを観ていると 思わず現実の日本実業界と 

深く結びついている・・・・・いいえ 癒着している政界を 思わずにはいられません。

破廉恥の集団・・・・・・ていう気がするけど その破廉恥な集団を 各要所要所の

役者さんたち 北大路欣也 津川雅彦 西田敏行 山本耕史 中村トオルなど・・

皆さん 芸達者で真に迫ってきます。

配役の配置がいいですね。  みなさん ピッタリ。

演出 プロデューサーの勝利です。

そうそう 池の鯉・・・の将軍も プラスアルファーのいい役目 果たしています。

・・・これは 原作者 山崎豊子の 緻密な構成と演出でしょうね。うまいものです!

・・・・・ただ・・鯉の造形にはもう少し 気を使ってもらいたかったけど・・・。

今 日本中が 昭和30年代の庶民生活に ノスタルジーを感じて

ひたすら 癒し路線の 「三丁目の夕日」 「東京タワー オカンと・・・・・」

「佐賀のがばいばあちゃん」・・・・・・などなど 映像も出版も ファン数を伸ばして

いる中 このドラマ 異色ですよね・・・・・上昇志向真っ盛り!!

・・・・・・だから 逆に 魅力があるのかな・・・・・?

来週の予告の映像 すごく 興味をひかれますね。

・・・・・・いよいよ 佳境に突入です!!!

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2007年1月30日 (火)

「華麗なる一族」(3) サビないでね 鉄平!

Img_1270  この家族 華麗な家族ですね。 ええ。役者陣の話です。

 木村拓哉 に  北大路欣也。 

 弟 山本耕史 に 本妻 原田美枝子。 愛人は 鈴木京香。

脇には 津川雅彦。 中村トオル。 西田敏行。 柳葉敏郎。 稲森いずみ・・・

よくぞ集めました!

ひとつ屋根の下に 本妻と愛人が住み 

長男は 祖父の子かも ・・・・と疑っている父親。

人間関係は もう めちゃくちゃね。

名誉と金銭欲で つながっている家族。

こういう 名家て多いのでしょうね。

若い頃 年取ると最後は どんな勲章 貰うかが競争になり

はては 新聞の死亡通知に どんな役職が載せれるかが問題

と聞いて 人間の愚かさに あきれたことを思い出します。

いい仕事をすること。 それが人々の生活に役立つなら 尚いい。

元恋人ならずとも 鉄平! 錆びないでね。・・・・・・と応援したくなります。

話は ちょっと ズレますが 元旦の夜遅く (正確には午前1時だから暦は2日)

NHK教育 で 「あの人に会いたい」 という番組の総集編 みたいなものを

放送してました。・・・私 スキーにいっているので これだけ 録画予約しました。

戦後 日本を支えた人たち。 新年に観る意味もある番組でした・・・・。

名もなく 素敵に生きた人たちも 実際は沢山 いらっしゃいます・・・・・。

ドラマは 真逆の世界です。・・・・・だから ドラマとして面白いということもある。

兎に角 とにかく 華麗な役者陣に 

ジャニーズ事務所の力を感じちゃうのは 私だけでしょうか・・・・(笑)

 

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2007年1月23日 (火)

「華麗なる一族」(2) 華麗な時代劇?

世界に打ち勝つために 銀行同士の吸収合併。

大蔵省に強いパイプがないと 銀行は生き残れない。

三つも名前を連ねた 文化も感じられない銀行の 看板が存在する2007年。

妙にリアリティをもって 生き残りゲームを観てしまう。

このドラマを観ていると あー こういうドラマ あるいは本が

ベストセラーになった時代があったんだな と思う。

団塊の世代前後の人たちが 育っていた日本。

金と権力にも 夢を持ちえた時代。

「華麗なる・・・・」 こういう言葉を題にするには 社会にまだまだ そういう種族に

対する 「憧れ」 が庶民の間にあったからだ。

生きることに 熱くいられた時代・・・・・。

 21世紀を迎えてしまった私たちの社会は 

こういう一族を 「華麗」 とは 見ていない。

それは 金と権力をもつために 突き進んだ結果のツケを 

毎日ニュースで 見ているから・・・・。

今や 金にも 権力にも 脆弱な憧れがあるだけ。

パソコンの中で金が増え ニートが増え 派遣社員が増え 

濃い人間関係が疎ましく 「癒し」 という 言葉を求めている時代。

ドラマはドラマとして 面白いが これは 一種のエンターテイメントな時代劇ね。

幸か不幸か そういう時代になりました。

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2007年1月16日 (火)

「華麗なる一族」(1) 骨太ドラマの始まり

Img_0897  云わずと知れた 社会派の小説家 山崎豊子の原作。

 今 思い出しただけでも 大学病院の実態に迫った 「白い巨頭」 

 中国残留孤児の半生を描いた 「大地の子」

日航機墜落事故をテーマにした 「沈まぬ太陽」 などなど・・・・。

スケールの大きい 骨太な作品ばかりだ。

華麗なる一族の 冒頭シーン。  いきなりの雪景色。

これが 木村拓哉扮する 万俵鉄平の生き方の支え部分。

ドラマ 中程で 三雲役の柳場敏郎との会話

   先進国の仲間入りを果たすには 優れた製品を作り出すしかないのです。

   ・・・・・そのために 重要なのは 技術です。

   技術を生み出そうとする人間の力です。

   努力と熱意を忘れたときに この国の成長は止まり 未来もなくなる!

いい言葉・・・・どきっとしますね。  この言葉 今の実業家人に そのまま言いたい。

今や 技術は 韓国 中国に流れ放題。 

利潤ばかりを追ったツケが 日本中を覆っています。  暗い時代です。

あーあ・・・・すっかり 滅入ってしまいましたね。

気分を換えて ギバちゃんが 「はなまるマーケット」 で言っていたことを

書きます。 ・・・・・・この 木村拓哉とのシーン。

富良野で 日帰りで撮ったのですって。  「僕と木村拓哉ですよー」

て ちょっと ぼやいてました。(笑)

ドラマは 1966年から 日本が先進国の仲間入りできるまでに力をつけて行く

時代が背景。 リアルタイムで生きてきて その結果の2006年まで見てきた

視聴者には 違う興味も持って観れる。

原作者の山崎豊子さんは 今の世の中を何とおっしゃるでしょう・・・・。

   

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